[スペイン語]fueraとafueraの違いとは?

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前回のdebajoとabajoの違いに続いて、今日はこれまた違いがよく分からない「fueraとafuera」の違いについて考えてみたいと思います。

[スペイン語]debajoとabajoの違いとは?!

[スペイン語]debajoとabajoの違いとは?!

fuera、afuera、どちらも副詞で「外へ、外に」のように辞書には出てますが、それだけ見ると同じなんじゃないかと思えてくるんですが、使い分けも何かあるようなので、また調べてみました。

辞書での定義はどうなっているのか?

afueraの方が「大まか」な感じ?

手持ちの日本語の辞書(西和中辞典、現代スペイン語辞典)には定義とか載ってないようだったので、
diccionario SALAMANCAを見てみると、

afuera (adv.lug.)
1. En la parte exterior o hacia la parte exterior:

fuera (adv.lug.)
1. A la parte exterior, en la parte exterior:

となっていて、

どちらも「EN la parte exterior」という意味があるので、意味的には重なる部分があるのがわかります。

違うのは、fueraが「A la parte exterior」なのに対して、afueraは「HACIA la parte exterior」
aもhaciaも方向を示すけど、haciaはaよりも大まかな方向を表すので、afueraの方は外側と言っても、大まか、ちょっと漠然とした感覚があるのかもしれません。微妙な差異ですけど。

「de 名詞」で具体的な場所を取れない「afuera」

さらにdiccionario SALAMANCAのafueraの説明には、fueraとの違いについてちょこっと説明が載ってます。

(diccionario SALAMANCA 「afuera」より)

A diferencia de fuera, no admite término de relación:
Estoy afuera, pero Estoy fuera de casa.

Es una exceptión la combinación a + fuera:
De dentro afuera (o a fuera) de la casa y de fuera adentro (o a dentro) del castillo.

つまり、基本的には、「家の外」と言う場合、fueraは使えるが、afueraは使えない、ということですね。
(afueraは漠然とした「外」)

例外(exceptión)の説明はなんかよくわからないですが、
内から外まで、とか外から内まで(de~a…)のような表現で、「a fuera」となるところが合体してafueraとなった場合は例外的に、後ろに「de 名詞」で具体的な場所を示すことができる、ってことでしょうか。
この場合のafueraはもともとは「a fuera」であって本来的なafueraではない、ということだと思います。

ここまで見てきた感じでは、afueraはfueraよりアバウトな「外」を示す表現ぽいですね。

adentroとdentroも同じような関係

上記の例外の例文に出てきたのでついでですが、adentroとdentroの関係もafueraとfueraの「アバウトvs.より具体的」な関係と同じような感じみたいですね。

adentroの項でも、dentroとの違いは「no admite término de relación」、要するに、具体的な場所を示せるかどうかだと書かれてました。

abajoとdebajoでもそうでしたが、「a」が付いてるほうがなんかアバウトな、漠然とした方向性を示している感じがしますね。

fueraの方が表現が多い?

abajoとdebajoの場合は、漠然としたabajoの方がいろんな使われ方が辞書には載ってたんですが、
afueraとfueraを比較してみると、fueraの方が、表現が多いようです。

afuera、fueraどっちも前置詞の後に続けられるが…

afueraもfueraも、de、desde、haciaなどの前置詞の後に続けることができます。

Venimos de afuera.
El ruido viene de fuera.

どっちもvenir de ~の後にくるので、fueraでもafueraでもいいのかな、と思わなくもないですが、
afueraをより漠然とした外、としてイメージすると、afueraの方は「(漠然と)よそから来た(どこかは言いたくないけどね)」みたいな感じ、fueraの方は「家の外がうるさい(家とは言ってないが今いる具体的な場所ではない外を強調している)」って想像をしてしまいます。
(本当にそうなのかどうか、合ってるのかどうかは分からないですが)

Desde afuera no se podía ver nada.
Contemplaron el palacio sólo por fuera, no llegaron a entrar.

「外から見ている」状況は同じでも、漠然と外側から、というのと宮殿の外側からというのとでは違うんですね。微妙な感じもしますが。SALAMANCAの辞書にはafueraのはpor使えるとは書いてなかったな。adentroはpor書いてあったけど。。。

「ここにいません」のfuera

いつもいるはずのところにいない、というときに使えるfuera

La señora estará fuera durante una semana.
Estaré fuera poco tiempo.

「~を超えちゃった」fuera

具体的な場所じゃなくて、抽象的な名詞が来たときは、その範囲を超えた、って意味で使われる。

fuera de control
fuera de la cuestión
fuera de intención

さいごに

まとめると、

afueraとfueraは意味が重なっている
が、afueraの方がちょっと漠然としている。
fueraは表現の幅が広い

という感じでしょうか。

下の例文を読むと混乱しそうですが、意味的にすごい隔たりがあるわけではなさそうなので、
いろんなシチュエーションで出会ってこの単語の感覚を掴むしかなさそうです。

Tienes el cohe afuera.
Sácalo afuera.
No saques la bicicleta fuera.

El perro está afuera.
El coche está fuera.

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