[フランス語]ラルースやさしい仏仏「O」。「Sémantique」で単語の使い分けをしる。

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最近時間がなかなかとれず、進んでいなかったラルースやさしい仏仏辞典ですが、「O」(オー)をやっと読み終わりました。

見出し単語数60個、18ページと、あまり多くないです。

「Sémantique」(意味)を読んでみる

今回は「Sémantique」の部分が面白かったので、いくつか取り上げてみたいと思います。
(パソコン入力の関係で「oe」がくっついて1文字になるべきところが「oe」のままになっています。すいません)

oeuvre(作品、著作) と ouvrage(著作、本、書物)。

どちらも「著作」という意味があります。どう使い分けるんだっけ?としばし悩む。。

「ラルースやさしい仏仏辞典」の説明を見ると、

oeuvre(n.f.)
S. Une oeuvre, au sens retenu ici, est une PRODUCTION LITTÉRAIRE ou ARTISTIQUE.
En littérature, une oeuvre est un LIVRE, un ÉCRIT, un OUVRAGE ou un VOLUME, en peinture un TABLEAU, en musique, un MORCEAU, une COMPOSITION, en sculpture, une STATUE.
Une oeuvre parfaite ou très belle est un CHEF-D’OEUVRE.

(仮訳)
ここで扱う意味としては、oeuvreは文学または芸術作品のことである。
文学では、LIVRE, ÉCRIT, OUVRAGE または VOLUME
絵ではTABLEAU
音楽ではMORCEAU、COMPOSITION。
彫刻ではSTATUE
最高作品、傑作をCHEF-D’OEUVREという。

文学作品のところで、ouvrageが出てきましたね。
ouvrageの説明を見ると、

ouvrage (n.m.)
S. OUVRAGE est syn. de ÉCRIT, LIVRE, VOLUME.
OEUVRE insiste plus sur la qualité.

(仮訳)
OUVRAGEの同義語は、ÉCRIT, LIVRE, VOLUMEである。
OEUVREはより高い質のものを強調する。

だそうです。

つまり、ouvrageはoeuvreの一部であり、かつ、oeuvreのように質の高さまでは言及しない言葉、と解せばいいということでしょうか。

orage 「雷雨」

雷雨」と言っても、その中にはいろんな自然現象が詰まっています。
辞書もその辺りのことを説明しています。

orage(n.m.)
S. Un orage se manifeste par des lumières vives dans le ciel, par des ÉCLAIRS et la FOUDRE, et il est accompagné de (COUP DE) TONNERRE, de PLUIE et parfois de GRÊLE.

(仮訳)
orageは空の激しい光、稲妻や雷によって現れる。
orageは雷鳴、雨、しばしば雹を伴う。

ややこしいのは、雷が音だけならéclair(稲妻)、音だけならtonnerre(雷鳴)
音も光も合わせていうならfoudre(雷)

まとめると、

foudre(雷) = éclair(稲妻) + tonnerre(雷鳴)
orage(雷雨) = foudre(雷) + pluie(雨) or gréle(雹)

こんな図式になるでしょうか。

さらに、ちょっと先走って「T」のtonnerreの説明を見ると、

tonnerre(n.m.)
S. Le tonnerre est le BRUIT que fait la FOUDRE;
il est précédé d’un ÉCLAIR, qui est la lumière produite par la foudre.
Le PARATONNERRE protège les maison de la décharge éléctrique produite par la foudre pendant les ORAGES.

(仮訳)
tonnerreはFOUDRE(雷)が鳴らす音である。
雷によっておこる光であるÉCLAIR(稲妻)の後に続く。
PARATONNERRE(避雷針)はORAGES(雷雨)時の雷によって起こる気体放電から家を守る。

避雷針ってparatonnerreっていうんですね。
「para-」には「~を防ぐもの、~から保護するもの」という意味があるそうで、
paratonnerreで「雷を防ぐもの」=「避雷針」となるわけですね。覚えやすい!

os「骨」

日本語ではどの動物の骨もほねと言うけど、

os(n.m.)
S. Le SQUELETTE est l’ensemble des os de certains animaux et de l’homme.
Les poissons n’ont pas d’os; ils ont des ARÊTES.

(仮訳)
SQUELETTE(骨格、骸骨)は動物や人間の骨の総体である。
魚はosは持たず、ARÊTESを持つ。

魚の骨はARÊTE(n.f.)と言って、ほかの動物や人間のホネと区別するんですね。面白い。

outil「道具」

outil(n.m.)
S.1. Au sens concret, un outil est un INSTRUMENT, un USTENSILE, qui sert à faire un TRAVAIL mannel et que l’on utilise directement avec la main.
Les outils les plus courants sont le MARTÉAU, le TOURNEVIS, la SCIE (pour le BRICOLAGE), la PELLE, la PIOCHE, le RÂTEAU(pour le JARDINAGE).
2. Au sens abstrait, outil désigne n’importe quel INSTRUMENT de travail intellectuel.

(仮訳)
1.具体的な意味では、outilは手仕事で使ったり、手で直接使用するINSTRUMENTやUSTENSILEである。
一般的な道具としては、大工仕事では、MARTÉAU(ハンマー)、TOURNEVIS(ねじまわし)、SCIE(のこぎり)、
庭仕事ではPELLE(シャベル、スコップ)、PIOCHE(つるはし)、RÂTEAU(熊手)がある。
2.抽象的な意味では、知的な仕事の道具なら何でもoutilを使える。

なんかいろいろ書いてありますが、要するに、
手仕事で使う道具と、知的作業に使う道具両方を指すようです。

知的作業に使う道具ってなんだよ、と思ったらoutil de travail(仕事道具、商売道具)という例文が。

Un dictionnaire est un outil de travail indispensable pour celui qui lit et qui écrit.

(仮訳)
辞書は物を読んだり書いたりする人にとって欠かせない仕事道具である。

ouvrier「労働者」

ひとくちに「労働者」といっても、どんな仕事をしているかによって言い方が違うんですね~。

ouvrier,ère(n. et adj.)
S.1. Un ouvrier est un TRAVAILLEUR manuel, qui travaille en USINE ou dans des petites ENTREPRISES.
Un ouvrier sans qualification a pour syn. MANOEUVRE.
Le terme s’oppose à EMPLOYEUR, PATRON.
2. La classe ouvrière, ou PROLETARIAT, s’oppose à la classe BOURGEOISE.

(仮訳)
1. ouvrierは工場や小企業で働く肉体労働者である。
特殊技能を持たないouvrierは、MANOEUVRE(未熟練労働者、下働き、作業員)という。
ouvrierに対する言葉は、EMPLOYEUR(雇用主)、PATRON(経営者)である。
2. 労働者階級、PROLETARIAT(プロレタリア)に対する言葉は、BOURFEOISE(資産家、ブルジョワ)階級である。

ということで、ouvrierは工場などで働く肉体労働をする人を指すようです。
ついでですが、自営業の職人の人はartisan、事務なんかをするいわゆるブルーカラーの人はemployéと、
働く人の呼び名はいろいろややこしいですね。

さいごに

Oから始まる単語の「Sémantique」(意味)の部分を読んでみました。
単語の使い分けについての情報はもちろん、それに関連する語彙も知ることができますね!
平易に説明してあるので、とても参考になります。

さて、次は「P」から始まる単語。パッと見た感じ、この「ラルースやさしい仏仏辞典」で一番ページ数が多いアルファベットのようです。
読み終わるまで時間がかかりそう・・・

[フランス語]ラルースやさしい仏仏辞典『N』の項~ non!nom!

[フランス語]ラルースやさしい仏仏辞典『N』の項~ non!nom!

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