チリメン流・原書一冊読みきり術~4つの鉄則

CATEGORY : 語学全体のはなし

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「原書を読んでみたい!」と始めて思ったのはいつの事だったか・・・

社会人になってからは時間のなさ体力のなさに忙殺され、思うように時間もとれず、
読みたいと思ってた本もなかなか読めず。(日本語の本も)

新たに始めた言語の原書なんて読んだこともないし、どうやって読みきればいいか?、いやそもそも読みきれるのか?

「一冊読みきる」には、語学力や根性だけでは乗り切れない(ゆるーい)「知恵」(というか発想の転換)も必要かもしれないと、最近気づいたので、少し書いてみようと思います。

ゆるーく続けるためのコツ4つ

ということで、忙しいけど、趣味で語学はじめたけど、まだ1冊もコレという本を読みきったことないが1冊読みきってみたい、という人向けに、
とにかく1冊読んだ経験をつくるために、私がこれはポイントかも、と思ったことを挙げてみます。

最初のココロ構え:最初っから全て理解できるとは決して思わないこと!

最初に言っておきますが、ここでは、とにかく、「ゆるーく、でも最後まで一冊なんとか読んでみる」ということをめざしてます。
最初からがっちりと、ちゃんと、理解できる事に越した事はないんですが、なかなか初めての外国語で一冊完全に理解して読みきるというのはハードルが高いです。(少なくとも私は)

きっちりやろう!と思いすぎると、途中で心が折れて挫折するのが関の山。(何度も経験あり)
なので、全てを理解しよう、理解してからじゃないと次には進めない、なんてガチガチになるのはやめましょう。
だいたい、趣味ではじめた語学なのに、楽しくなかったらツライですしね。

原書1冊、というとなんか凄そうな感じに聞こえるけど、大学のゼミなんかで「精読」とかやってるわけでなし、分からない所があって当然だ!という強気の姿勢は大事です。

でも、たとえあまり理解できなかったとしても、一度読みきる経験をすると、だんだん自分のペースみたいなものが掴めてくるはず!話の持っていきかたとか、例えの出し方とか、なんとなく、そういった「雰囲気」が分かってくるように思います。
最初はその「雰囲気」だけでも分かればしめたもんだ、と思って私は読んでみることにしました。

しっかり読み込むのはそれからでいいんじゃないかと思います。

本の選択:『読みたい本を』読もう!

よく「単語数○○個」の本とか、「難易度レベル」とかついた本がありますけど、
こういう本って、最初はいいけど、満足度低いし、そもそも読みたい内容でないことが多いので(内容が自分の関心事と違ってて興味が持てないとか)、途中でほっぽり出してしまうことってあると思います。

むしろ、難易度が「易」なのに読みきれなくて、なんだか自信喪失してしまい、他の本にも手が出ない、なんてことになってたら逆効果、というか最悪パターンですよね。
話の内容に興味が持てなくて読めてないのか、文章が難しいから読めてないのか、訳分からなくなって撃沈してた日々を思い出します。。。

私としては、本を一冊読みきるのに一番必要なのは、やっぱり「何が書いてあるか知りたい!」って気持ちだと思います。
要するに「モチベーション」

私が本を選ぶときは、

・今一番感心があることに関する本を探してみる
・本の出だしを読んでみる(出だしが読めたら続きも読める、気がする。ここで難易度を自分でチェック)
・パラパラと中身を見て読んでみたいという気持ちが湧くかどうか確かめる(モチベーションを測る)

で決めています。

モチベーションが高くなる本だと、少~し難しめの本でも、がぜん、やる気が出てくるもんです。
なので、ぜひ、難易度レベルよりも、自分が「読みたい本」を探してください

そうは言っても、本当にはじめての場合は「対訳本」で慣れるのがいいかも

でも、本当に初めてで、どういうものを選んでいいのかも分からない場合は、対訳本がオススメです。
イキナリ原書はしんどくても、対訳本だと気楽に始められるし、途中で挫折する危険も少ない上に、外国語で読むことに慣れてきます。


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読む時間の長さと分量:少しでいいから『毎日読む』

社会人的に、まとまった時間をとる、ってことはもうほぼ不可能な気がしている今日この頃。
1時間とか30分なんてまとまった時間は、休日はともかく、毎日はなかなかとれないものです。

でも、10分とか15分くらいなら!なんとか。

なので、毎朝10分とか15分くらいずつ読むことにしています。

当然、一日で読める分量は、悲しいくらい少ないですが(1日数行くらいとかもある)、
ここで大事にしたいのが、一度に読む分量より「毎日」読むことのほう。

休日のほうが読める時間も分量もあるかもしれないけど、1週間もブランクがあくと、忘れちゃう上、何か予定が入って読めない週が出てくると、それはもうほとんど読まなくなるのと同義になってくるんですよね。。

でもたとえ分量少なくとも「毎日」って大きいですよ!
気がついたら、1章読み終えてた、という日が必ずやって来るので。
1章が読み終われば、後は同じこと。時間はかかるけど、必ず1冊読み終える日が見えてきます

「読んだ」という経験を残すために:読んだ箇所を毎回『要約する』

一日に読めた分量はどんなに少なくても、必ず、その日に読んだ部分は、頭の中で「要約」します。

要約する、というと難しそうに聞こえるけど、
私は「今日は○○についての話だったな~」という感じで一度頭の中で(日本語で)どんな話だったかを「思い出す」くらいのことしかやってません。

それに、読んだ箇所があまりよく分からない場合は、
「話の細かい理屈はよく分からなかったけど、2つのポイントから説明してたな」、みたいに話の構造を大まかにつかむくらいのことしかできないこともあります。(それすら難しいこともあるが)

でも、読めた行数がたとえ数行でも、必ずやることにしています。

その理由は、

・翌日(もしかしたら翌々日かもしれないが)再開したときに、話を思い出しやすくなる
分かった事と分からなかった事が明確になる⇒何となく流して読んでるだけで内容を理解していないことを防止できる。
・(分からない部分があっても)「読んだな」って感覚が残る。

ダラダラ読んでいると、分からない部分がずーっと続いているような感覚が溜まってきてしまい、だんだん自信喪失してしまうんですが、この「ちょこっと要約」をすると「分からない部分」の境界線を自覚すると同時に「分かった部分」も自覚できて、分かった部分を足がかりにして先に進むことができるように感じています。

なので、ちょっと面倒くさい、と思うかもしれませんが、オススメです。

まとめ

私もまだまだ読んでいる冊数は大した事ないのに、よくまぁ、ここまでエラソーなこと書いたなとは思うものの、
この最初の一歩がなかなか上手くいかなくて、もどかしい思いをずっとしてきたので、似たようなところで行き詰ってみたときのヒントのひとつになればと思ってあえて記事にしてみました。

よく「多読が大事」なんていわれるけど、そのはじめの1冊がしんどいんですよね。。。

私も亀のような進み具合ですが、これから沢山いろんな本を読んでみたいと思っています。

あとは、辞書を引くかどうかですが、私は、「辞書は引ける時には引く」というスタンスでやってます。
語彙力がとぼしいので、辞書を全く使わないのは不可能なんで、
本を読み始めてからは特に、辞書引きまくるときもあります。

でも、読み進めるうちに、同じ単語が出てきたり、なんとなく推測つくようになってきたりするので、
少しずつ辞書を引く回数も減ります

辞書を引く回数が減ってくる頃には、一日に読める分量も増えてきて、だんだんと楽しくなってきます
そこまで耐えられるかが勝負!かも。でも、モチベーションさえあれば、絶対出来ます!

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