[フランス語]日本の伝統文化「折り紙」-意外なつながりが スペイン、フランスに。その2~フランス

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こんにちは、ちりめんじゃこ(@tirimenJ5)です。

前回はスペインの折り紙だったので、今日はフランスの折り紙についてです。

スペインの「サラゴサ折り紙博物館」の所蔵作品を見ていたら、「これが折り紙か?!」という迫力満点の作品が・・・
それがなんと、フランスの折り紙作家の作品らしい。。。

「L’art de l’origami」芸術作品としての折り紙

まずは、どんな作品なのかを見てみてください。

Eric Joisel, le magicien de l’origami

これらの作品は仏人折り紙作家のエリック・ジョワゼル(Eric Joisel)氏によるものなのですが、小人やら女性やら、今にも動き出しそうな生き生きとした雰囲気です。

これが紙で出来ている、それも折り紙の技法で出来ているとはちょっと言われないと分からないような完成度の高さ。なんだか彫刻のような感じもしますが、それもそのはず、この方、もともとは彫刻もやっていたそうです。

使われている紙も普通の折り紙とは違い、ちょっと厚めの紙が使われていますが、この紙を自在に変形させるために、「pliage humide(Wet-folding.ウェットフォールディング)」という技法を使っているそうです。

pliage(畳むこと)、humide(湿った)、という言葉から分かるように、ウェットフォールデイングは水を湿らせてやわらかくしておいた厚紙を曲げていく技法らしいです。この水の加減が多すぎても少なすぎても上手く形を整えて維持できないため、かなり高度な技術だそう。
(ちなみに、この技法そのものを生み出したのは日本人の吉澤章さんという方で、世界に日本の折り紙を広める活動を精力的にされていた方です。)

エリック・ジョワゼル氏は吉澤章氏の折り紙に影響を受けて、上のビデオのような芸術作品を生み出すに至ったというわけです。

残念ながらジョワゼル氏は2010年に肺がん(cancer du poumon)で既に亡くなられていますが、折り紙という枠を超えた芸術作品の数々を見ていると、フランス人のセンスに圧倒されますね。

フランス語で折り紙を折ってみる。

フランスでも折り紙をする人がいるのはわかったけど、どんな風に折っているのか・・・

折り紙の言葉

まずは「折る」(動詞)は「plier」。

そして「折ること」(名詞)は「pli」(m.)です。
le pli montagne山折り(plier par derrière 後ろに折る)
le pli vallée谷折り (plier par devant 前に折る)

やっぱり山(montagne)と谷(vallée)は日本語と対応してますね。

le pli renversé intérieur:中わり折り
le pli renversé extérieur:かぶせ折り

このあたりの表現の仕方も、単語が違うだけでスペイン語と同じですね。

「Cocotte en papier(小鳥)」を折ってみる

前回の「pajarita(小鳥)」と同じものを折っているビデオを見つけたので見てみたんですが、最初に入念に折り目をつけてから折っていてスペイン式とはちょっと違った手順です。

Origami : Cocotte en papier (Heavy rain) – HD

話すスピードはそれほど速くはなくても、なかなか聞き取れなかった・・・です。
なんとなく分かった(ような気になった)ところで使えそうなところを抜き出してみました。
(間違っている可能性大なので、そのまま使わずに、ビデオで確認してくださいね。また、訂正や、ほかの表現も教えてもらえると助かります!)

正方形の紙は「une feuille carré」。

retourner la feuille(紙を裏返しにする)

plier tout en deux de cette façon(こんな風に2つに折る)

faites la même chose de l’autre côté..(同じようにもう一方も折ります)

Il faut plier le coin du haut sur le centre..(この上の角を真ん中に向けて折ります)

最後のクライマックスで頭とか尻尾を出していく部分は、
on a donc une aile, une aile, la queue.
(すると翼と翼と、尻尾が出てきます)

Il faut aller rechercher le bec à l’intérieur et le ressortir pour finir cet origami.
(内側にあるくちばしを探して、それを外に出して、この折り紙は完成です)

ressortir(再び外へ出す)が使えそう。

それにしてもフランス式「Cocotte en papier」の折り方はちょっと難しいですね。

まとめ

折り紙といえば鶴くらいしか折れない私ですが、ひょんなことからスペインにも折り紙があるのを知って、またそこからフランスの折り紙作家を知って興味を持ったので記事にしました。

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