[スペイン語]よく見かける表現を、初心者でもサクサク読める昔話から集めてみた。その1

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こんにちは。
ちりめんじゃこ(@tirimenJ5)です。

すっかり寒くなったのでコタツを出しました。(早すぎる!?)

スペイン語を始めてから、最初に読んだ対訳本「やさしく読めるスペイン語の昔話」。

語句や表現の説明と日本語訳が見開きで確認でき、初心者でもラクにスペイン語の文章に触れられるので、初めて読むスペイン語の本としてオススメなんですが、

この本に出てくる表現って基本的で、かつ同じような表現が何度も出てくるので、語彙や表現を覚えるにも良かったです。

そこで、ワタシの印象に残った表現をいくつか取り上げてみたいと思います。

al + 不定詞 』 (~するときに)

私が持っている初級の文法書には載ってないんですが、「わかるスペイン語文法」の前置詞「a」の項には
「al + 不定詞」同時を表して、「・・・するときに」という意味になる。
と出ています。

前置詞と不定詞の組み合わせで「~するときに」という意味になるとは。すごくよく見かける表現だけど、どういうことか分からなくてもやもやしていました。

ということで、いくつか例を見てみます。

Al escucharlo, el hombre, que había estado escondido, le dijo en voz alta:
それを聞くと、それまで隠れていた男が、悪魔に向かって大きな声で言った。
(La edad del diablo 「悪魔の年齢」p34)

この話のクライマックス。
ちなみに「alta」は形容詞「alto」の女性形で「高い」という意味ですが、音や声が「大きい」という意味もあります。
(逆に「小声で」は 「en voz baja」)

Al despertarse al día siguiente, el zorro se vio solo.
次の日、目が覚めると、キツネは独りぼっちになっていた。
(El zorro aventurero 「向こう見ずなキツネ」p16)

場面展開を感じさせられます。

Al llegar a su casa, su familia no lo pudo reconocer y lo ahuyentó.
家に着くと、家族はそれが彼の姿だとはわからず、追い払った。
(El hermano rico y el hermano pobre 「金持ちの兄と貧しい弟」p44)

この例を見ると、必ずしも「al + 不定詞」の主語と主文の主語は一致しなくてもよさそう。

darse cuenta de ~』(~に気づく)

この表現もこの本の中にたくさん出てきます。
「dar」(与える)が色んな時制で活用されるので、同じ表現と見抜くのが最初はちょっと大変。。
「cuenta」は計算、考慮、会計、口座、責任・・・などなどいろんな意味がありますね。

¿No te das cuenta de mi belleza?
この私の美しさがわからないのか!
(Las manchas del ocelote 「オセロットの斑模様」p92)

「das」はdar直説法現在形2人称単数の活用です。
「お前は私の美しさに気づかないのか?」って・・・(汗)

De repente, el jaguar se despertó y se dio cuenta de que le habían robado el fuego.
ジャガーは突然目を覚まし、火が盗まれたことに気づいた
(El dueño del fuego 「火の持ち主」p108)

「dio」はdar直説法点過去3人称単数の活用です。

Un día, los cocineros del palacio se dieron cuenta de que habían desaparecido el pan y las frutas que había en la cocina.
ある日のこと、王宮の料理人たちは、調理場にあったパンや果物が消えていることに気づいた
(El milagro de las rosas 「バラの奇蹟」p122)

「dieron」はdar直説法点過去3人称複数形の活用です。
気づく内容が節の場合は、deの後にそのまま「que ~」で続けてOKなんですね。

Tengo derecho a casarme con la princesa, porque sin mi espejo no nos hubiéramos dado cuenta del acontecimiento enseguida.
僕には姫君と結婚する権利がある。僕の鏡がなかったら、この出来事にすぐ気づくことがなかっただろうからね。
(Los tres pretendientes 「3人の求婚者」p66)

これはちょっと難易度高いカモ。
hubiéramos」はhaberの接続法過去、「dado」はdarの過去分詞、ということで、
nos hubiéramos dado」で接続法過去完了になります。

「sin」(~なしで)は、「もし~が無ければ」という意味になって、ここでは過去の事実に反する仮定を表す文章になってます。

ややこしい「dar」の活用のおさらいはここで!
スペイン語の不規則動詞を時制横並びで覚えてみる! vol.2 線過去と未来と過去未来以外が不規則な「estar」「dar」「sentir」

今日のまとめ

動詞や時制を変えて繰り返し出てくるので、読み進んでいく途中で何度も「あれ?この表現さっき見た?」ってなってました。
こうやって改めて並べて見ると、なるほどいろんな所でこんな風に使われてたのか、と自分で勝手にナットク。しました。

次回は、この本で出てきた表現でほかの媒体でも見かけたものを取り上げてみようと思います。


やさしく読めるスペイン語の昔話

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