「おたのみ申す」命令・勧誘・依頼を整理してみる ・・・ vol.1 命令のカタチ(基本)

CATEGORY : Español

TAG :

スポンサード リンク

まだ完全には覚えきれてませんが、ひととおり直説法、接続法と動詞の活用を復習したのですが、この「命令」というのも特別に活用したり接続法が出てきたりと自分の中で混乱しがちなので、整理してみる事にしました。

命令のカタチ(基本)

「命令」というとなんだか偉そうですが、実際には「ちょっと~してよ」ってお願いすることでもあるので、よく使うことになるはず。

動詞の活用

「基本的に接続法で言えばいいけど、2人称単数複数の肯定の場合だけ特殊」というのが大雑把なイメージ。

人称 肯定 否定
1人称複数(Nosotros) 接続法現在1人称複数
2人称単数(Tú) 直説法3人称単数(※不規則アリ) 接続法現在2人称単数
2人称複数(Vosotros) 原形の語末のrをdに変える 接続法現在2人称複数
3人称単数(Usted) 接続法現在3人称単数
3人称複数(Ustedes) 接続法現在3人称複数

Túに対する命令は独特の不規則活用する動詞も存在しますが、Vosotrosに対する命令は例外なく「r→d」になります。
不思議ですが2人称だけ特殊な動きをするので、2人称肯定命令だけ命令「法」と言って区別しているみたいです。
(だから1人称と3人称にも”命令の文”があるのに、動詞の活用表の「命令法」の部分には2人称しか書かれない。)

個人的にはTúに対する命令は「直説法3人称単数」というより、「直説法2人称単数からsをとったもの」と言ったほうが、3人称とかイチイチ考えなくてすむのでいいです。

不規則は2人称単数の肯定の場合のみ

命令法の不規則動詞はあまり数は多くないけど、おなじみの頻出動詞が多い。
下の8つを覚えておけばほぼ大丈夫と思われます。

左は原形、右はTúに対する肯定命令

decir di
(言う) Dime un trabalenguas.
     早口言葉いってみて
hacer haz
(作る・する) Has como quieras.
    好きなようにしなさい
ir ve
ir (行く) Ve por los niños.
    子供達を呼びに行っておいで
poner pon
(置く。ponerseだと着る) Pontelo.
      それを来なさい
salir sal
(出る) Sal a ver que ha pasado.
     何が起きたのか見てきて
ser
(~です) Sé bueno.
    良い子にしなさい
tener ten
(持つ) Ten cuidado.
    気をつけて
venir ven
(来る) Ven conmigo.
    私と一緒に来て

salilの命令「sal」は名詞だと「塩」
irの命令「ve」ver(見る)のTúに対する命令と直説法現在3人称単数の活用と同じ形
serの命令「sé」saberの1人称単数と同じ形

代名詞の語順

肯定と否定では、目的語の代名詞と動詞の語順が変わります
また、英語では命令文では主語を言いませんが、スペイン語は主語を明確にするために命令文でも主語を言うことがあります

  1. 肯定の場合
  2. 次の語順で動詞の後ろに直結させます。

    ●パターン1:再帰動詞以外
    「[動詞 + 間接目的人称代名詞 + 直説目的人称代名詞] + (主語) 」

    (例:私にそれを話しなさい[túに対して])
    「[di(decirのtúに対する肯定命令) + me(私に) + lo(それを)] + tú(主語)」
    melo tú.

    動詞の後に人称代名詞がくっついてもアクセントの位置が変わらないので、アクセント符号を忘れずにつけないといけません。

    ●パターン2:再帰動詞
    「[動詞 + 再帰代名詞 + 目的人称代名詞] + (主語) 」

    (例1:それを着なさい[túに対して])
    「pon(ponerのtúに対する肯定命令) + te(君自身に) + lo(それを)」
    Póntelo.

    (例2:それを着なさい[vosotrosに対して])
    「poned(vosotrosに対する肯定命令) + os(君たち自身に) + lo(それを)」
    Ponéoslo.

    ※「os」が後に続くときは動詞の語尾の「d」が消えるため、poned→poneになる。アクセント符号も忘れずに!

    (例3:それを着ましょう[nosotrosに対して])
    「pongamos(nosotrosに対する命令) + nos(私たち自身に) + lo(それを)」
    Pongámonoslo.

    ※「nos」が後に続くときは動詞の語尾の「s」が消えるため、pongamos→pongamoになる。これもアクセント符号を忘れずに!

  3. 否定の場合
  4. 否定の場合は代名詞が動詞の前に出てきます。後ろにはくっつきません

    ●パターン1:再帰動詞以外
    「No(またはNunca) + 間接目的人称代名詞 + 直説目的人称代名詞 + 動詞 + (主語) 」

    (例:私にそれを話すな[túに対して])
    「No + me(私に) + lo(それを) + di(decirのtúに対する否定命令)」
    ⇒No me lo digas.

    ●パターン2:再帰動詞
    「No + 再帰代名詞 + 目的人称代名詞 + 動詞 + (主語) 」

    (例1:それを着るな[túに対して])
    「No + te(君自身に) + lo(それを) + pongas(ponerのtúに対する否定命令)」
    ⇒No te lo pongas.

    (例2:それを着るな[vosotrosに対して])
    「No + os(君たち自身に) + lo(それを) + pongáis(vosotrosに対する否定命令) 」
    ⇒No os lo pongáis.

    (例3:それを着るのはやめましょう[nosotrosに対して])
    「No + nos(私たち自身に) + lo(それを) + pongamos(nosotrosに対する命令) 」
    ⇒No nos lo pongamos

    否定命令は全て接続法、動詞に代名詞がくっつかないので分かりやすいですね。

全人称、肯定否定、まとめて見てみるよ!

一応規則が分かったので、おさらいのため、全ての人称で肯定・否定命令を並べてみてみます!

規則 (levantarse:起きる)

人称 肯定 否定
Nosotros Levantémonos No nos levantemos
Levántate No te levantes
Vosotros Levantaos No os levantéis
Ud. Levántese No se levante
Uds. Levántense No se levanten

不規則 (ir:行く)

人称 肯定 否定
Nosotros vayamos/vamos No vayamos
ve No vayas
Vosotros id No vayáis
Ud. vaya No vaya
Uds. vayan No vayan

Nosotrosの肯定命令は規則的には「vayamos」ですが、「vamos」もよく使われますね。これは例外かな・・・

スポンサード リンク